子猫の成長に
合わせた
食事の与え方

子猫の成長に合わせて、フードの与え方を変えましょう。
いつまでも健康で元気にいてもらうために、大切なことです。

授乳期(生後〜4週目ごろ)

母猫の母乳が最適ですが、用意できない場合は、市販の子猫用ミルクをあげてください。粉末タイプ、顆粒タイプ、液体タイプなどがあります。

授乳期(生後〜4週目ごろ)

離乳期(3〜10週目ごろ)

子猫用ミルクに加えて、子猫用フードをあげましょう。やわらかいウェットフード(総合栄養食)やお湯などでふやかしたドライフードなどがおすすめです。この時期から水を飲み始めるので、清潔な水を置き、いつでも飲めるようにしてあげましょう。

離乳期(3〜10週目ごろ)
子猫用フードは こちらから

2〜4ヶ月まで

ミルクから子猫用フードに完全に変わります。しかし、まだ子猫なので、1度にたくさんの量は食べられません。少量を1日3〜5回にわけてあげましょう。

2〜4ヶ月まで

4〜6ヶ月まで

生後4ヶ月から6ヶ月までは、1日3〜4回の食事を与えます。

6〜12ヶ月まで

生後6ヶ月からは、1日2〜3回に減らしていきましょう。健康で丈夫な体に育つためには、この成長期の食事が重要です。しっかり調整してあげましょう。

1歳から

1歳から

猫は高タンパク質、高脂肪な食事を必要とします。栄養バランスのとれた信頼あるメーカーの製品を与えると安心です。肥満にならないよう与え過ぎには注意してください。

成猫用フードは こちらから

子猫用フードの特長

12ヶ月までの子猫に適した栄養バランス設計なので、子猫が健康に育ちます。

1年で急激に体が大きくなる、いちばんの成長期を支えたい。だから、子猫のための栄養バランスにこだわってつくりました。大事な時期に欠かせない栄養素がひと皿にギュッとつまった、安心のおいしさです。

子猫用フードの特長 子猫用フードの特長

与えてはいけない食べもの

ネギ類(長ネギやタマネギなど)を食べてしまうとネギ中毒を引き起こし非常に危険です。また、チョコレートに含まれる成分も量によっては、死亡してしまうケースも。この他にも、猫が食べてはいけない食べものはたくさんあります。

与えてはいけない食べもの

その他の与えてはいけないものの例

  • ほうれん草、海苔、生の豚肉、ブドウ、エビ、カニ、タコなど
  • コーヒー、紅茶、緑茶、アルコールなど
  • 植物(シクラメン、ポインセチア、ユリなど)
  • ドッグフードや犬用のおやつなど
内田 恵子 獣医師
監修
内田 恵子 獣医師

元ACプラザ苅谷動物病院統括院長。JAHA内科認定医、JAHAこいぬこねこの教育アドバイザー。小動物臨床に35年間従事した後、現在ペットの動物病院でのストレスを軽減し、問題行動を作らない技量を広めるため活動中。